Medidata Rave® の翻訳ワークベンチモジュールに対する権限を持ったユーザグループに属している 権限のあるユーザは、このモジュールの機能を使って、 Raveのテキスト文字列をある言語から別の言語に(例えばオリジナル言語である英語からターゲット言語である日本語に)翻訳できます。
ユーザは、以下のテキスト文字列を翻訳できます。
標準文字列 - Raveにあらかじめ組み込まれている文字列(モジュール名、画面のタイトル、ラベル、エラーメッセージなど)
ユーザ文字列 - Raveでの作業中にユーザが作成したテキスト文字列
ユーザ文字列には、以下の2タイプがあります。
ユーザ定義/クリニカル - 特定のCRFバージョンに関係したユーザ文字列です。 プロジェクト名、ドラフト名、フォルダ名、フォーム名、フィールド名、辞書名、単位名などがあります。
ユーザ定義/グローバル - 特定のプロジェクトや特定のCRFバージョンに関連付けられていない他のすべてのユーザ文字列です。 施設名、施設グループ名、ロール、レポート名、被験者ステータスなどがあります。
翻訳は常に、オリジナル言語とターゲット言語の間で行われます。 言語は、設定 モジュールの言語設定で定義します。 新しく作成される言語は、既存の言語(例えば英語)がベースになっており、新しい言語(例えば日本語)を作成すると、 まず、ベース言語のすべての文字列がコピーされます。
翻訳ワークベンチモジュールを使用すると、翻訳者または地域言語に精通したユーザは、以下の操作を実行できます。
翻訳が必要なオリジナル言語内の特定の文字列や文字列のセットを検索する。 検索は、文字列キーか文字列テキストのどちらかを使用します。 また未翻訳の文字列だけを検索/表示することもできます。
文字列に対する翻訳を、ターゲット言語に入力して保存する。
翻訳されたeCRFをプレビューする。
参照文字列の翻訳を、複数のターゲット文字列に分割する。 これは参照文字列がRave内の複数の個所で使用されていて、 ターゲット言語における意味が使用個所ごとに異なる場合に役立ちます。
検索結果に基づいて、特定の文字列をExcelファイルにダウンロードし、オフラインで翻訳する。
翻訳したファイルをExcelファイルからRaveにアップロードする。
新しいユーザ文字列をデータベースに追加する。
ホームページに表示されるインストール済みモジュールのリストから、翻訳ワークベンチモジュールを選択してクリックします。
翻訳ワークベンチのメインページが表示されます。
オリジナル言語とターゲット言語を指定 翻訳対象文字列のタイプを標準文字列、ユーザ定義/グローバル、ユーザ定義/クリニカルから選択し、文字列を検索
新規ユーザ文字列をデータベースに追加 (新しいユーザ文字列は、ユーザ定義/グローバルの一部として検索、翻訳できます)
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