製造販売後調査 (PMS) 症例ダッシュボードは、 PMSスタディやクリ二カルスタディに参加している医師に、 使いやすく簡素化されたRaveユーザインターフェイスを提供します。 症例ダッシュボードは、 症例データディスプレイ (データグリッド) を使って、 患者の登録状況/データ入力ステータスを、グリッド形式で一覧表示します。
スタディの設計者は、 アーキテクトで使用できる設定ツールである 症例ダッシュボードビルダー を使って、 症例ダッシュボードディスプレイに表示される情報を定義できます。
注: プロジェクトで設定ツールを使用するには、eCRFがパブリッシュされていなければなりません。
スタディのすべてのバージョンで同じ アーキテクトの症例ダッシュボード設定を共用するために、 各スタディ毎に作成できる症例ダッシュボードは 1つのみです。 症例ダッシュボードで使用できるフィールドは、 プロジェクトのステータスによって決まります。 プロジェクトに本番バージョンが存在しない場合、 症例ダッシュボードビルダーは、 Raveで使用可能な最新のeCRFバージョンのフィールドを使用します。 プロジェクトに本番バージョンが存在する場合、 症例ダッシュボードビルダーは、 最新の本番eCRFバージョンのフィールドを使用します。
症例ダッシュボードのコンテンツタイプには、以下が含まれます:
被験者名 (初期設定カラム)
適切なeCRFバージョンのRave EDC フィールド
Rave EDC患者登録来院、または他の来院
テキスト
カラムには複数のコンテンツを含めることができます。 例えば、 コンテンツに、 有害事象タイプと対応する有害事象日付を含むことが可能です。
症例ダッシュボードは、 Rave EDCから使用できます。 症例ダッシュボードビルダーでの変更は、 症例ダッシュボードに表示されます。
以下の権限が割り当てられている場合、アーキテクトの症例ダッシュボードビルダーリンクが表示されます:
症例ダッシュボードビルダー使用
権限は、設定 > セキュリティロール > アクションで設定します。
スタディの開発者が症例ダッシュボードビルダーを使用するには、 以下の要件を満たさなければなりません:
Raveアーキテクトにアクセスできる
ダッシュボードを構築するアーキテクトプロジェクトのCRFバージョンにアクセスできる
データ項目についての知識がある
スタディ構造に熟知し、データ項目を容易に検索、選択できる
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