計算項目は計算のルールです。このルールを使用して CRFで入力された1つまたは複数の既存データポイントから新しい値を算出します。 例えば、被験者の年齢は計算項目関数とみなされます。生年月日と登録日という2つのデータポイントに基づいて算出されるためです。
計算項目は、計算項目対象となるデータポイントと、実行するアクションを指定して定義します。
計算項目ページでは、以下を使ってソートできます:
計算項目の名前
バイパスフラグ
グローバルライブラリウィザードでコピーされた計算項目
ソートされたカラムのヘッダーにフィルタアイコン
(降順) または
(昇順) が表示されます。
計算項目の名前 -
フィルタアイコン をクリックすると降順に、
をクリックすると昇順にソートされます。
バイパス - バイパスカラムをクリックすると、
先ず「マイグレーションでエディットチェックをバイパス」指定されている計算項目を名前順に表示し、 続いて「バイパス」指定されていない計算項目を名前順に表示します。
再度クリックすると「バイパス」指定されていない計算項目を名前順に表示し、 続いて「バイパス」指定された計算項目を名前順に表示します。
計算項目 -
フィルタドロップダウンリストは、グローバルライブラリからコピーされた計算項目がある場合のみ、 計算項目ページに表示されます。詳細は
グローバルライブラリウィザードを使ってコピーされたエディットチェックと計算項目の検索を参照ください。
アーキテクトのメインページから、プロジェクト/グローバルライブラリボリュームのメインページに移動します。
ドラフトを選択し、ドラフト設定ページに移動します。
ドラフトのメインページでドラフト項目のリストから計算項目を選択します。
計算項目のメインページに、計算項目に関する以下の情報が表示されます。
名前
マイグレーションでバイパスするようにマークされているかどうか
計算項目のステータス(有効かどうか)
計算項目を適用するフィールドまたは変数
ここで変数のみが指定されていると、システムが計算項目値を算出し、 指定された変数が使われているスタディ内のすべての個所に適用します。
計算項目を追加リンクをクリックします。
新しい計算項目のブランクフィールドが表示されます。
以下の情報を入力します。
名前
バイパス - チェックされている場合、CRFマイグレーション時に計算項目は再実行されません
有効 - チェックされている場合、計算項目が有効な状態を示します
適用する変数 - ドロップダウンリストから、フォルダ、フォーム、フィールドを選択します。
変数
レコードポジション
フォーム繰り返し - 正の整数または0を入力します(下記の注を参照してください)。
フォルダ繰り返し - 正の整数または0を入力します(下記の注を参照してください)。
更新をクリックして変更を保存します。
編集アイコンをクリックして編集したい計算項目を表示します。
編集する計算項目のフィールドが表示されます。
計算項目を編集します。
以下のフィールドを編集できます。
名前
バイパス
有効チェックボックス
フォルダ - ドラフト内のすべてのフォルダを表示します。 (オプション)全フィールドに適用を選択すると、 指定したフォルダ内のすべての変数のインスタンスに対して計算項目を適用できます。
フォーム - ドラフト内のすべてのフォームを表示します。 (オプション)全フィールドに適用を選択すると、 指定したフォーム内のすべての変数のインスタンスに対して計算項目を適用できます。
フィールド- 選択したフォーム内のすべてのフィールドを表示します。
変数 - 特定のフィールドに関連付けられている変数を表示します。
レコードポジション - 正の整数が有効な値です。
フォーム繰り返し - 正の整数または0を入力します。
フォルダ繰り返し - 正の整数または0を入力します。
全フォルダに適用 - これをチェックすると、 指定したフォルダ内の変数に関連付けられている すべてのフィールドに対してアクションが適用されます。
全フィールドに適用 - これをチェックすると、 変数のすべてのオカレンスに対してアクションが適用されます。
更新 をクリックするか、取消
をクリックして変更を無視します。
計算項目を削除するには、削除チェックボックスをチェックして、更新をクリックします。
矢印アイコンをクリックして計算項目ステップを追加したい計算項目を表示します。
選択した計算項目に対応する既存の計算項目ステップが表示されます。
計算ステップを追加リンクをクリックします。
以下の計算項目タイプのいずれかを選択します。
データ値
定数
ステップ関数
カスタム関数
タイプがデータ値の計算項目ステップを選択した場合は、以下の情報をすべて入力する必要があります。
フォルダ
フォーム
フィールド
変数
レコードポジション
フォーム繰り返し
- 正の整数または0を入力して、 計算項目を作成する際に特定のフォルダに複数存在している(追加されている)
同じフォームの複数のインスタンスを区別および識別できるようにします。 *を入力するか<ブランク>のままにした場合は、すべてを意味します。
フォルダ内のフォームの最初のインスタンスは、常に0です。 以降のフォームのインスタンスはすべて、数値が増えていきます。
注:同一フォルダ内で複数回発生するフォームと同時に1回発生するフォームに対して
計算項目を設定する際には、変数のフォーム繰り返しは1回発生するフォームでは0(ゼロ)に設定し、 複数回発生するフォームに対してはブランク(または*)にする必要があります。
この結果、フォームが複数回発生する場合、フォームが発生するインスタンスごとにエディットチェックを 必ず実行するようになります。
フォルダ繰り返し - 正の整数または0を入力して、
エディットチェックステップを作成する際に 特定の上位フォルダに複数発生している(追加されている)同じフォルダの複数のインスタンスを
区別および識別できるようにします。*を入力するか<ブランク>のままにした場合は、すべてを意味します。 上位フォルダ内にあるフォルダの最初のインスタンスは、常に0です。
以降のフォームのインスタンスはすべて、数値が増えていきます。
注:同じ上位フォルダ内に複数回発生するフォルダと同時に、1回発生するフォルダに対して計算項目を設定する場合、
変数のフォーム繰り返しは、1回発生するフォルダでは0(ゼロ)に設定し、 複数回発生するフォルダに対してはブランク(または*)にする必要があります。この結果、フォルダが複数回発生する場合、
フォームが発生するインスタンスごとにエディットチェックを必ず実行するようになります。
論理レコードポジション - 計算項目がフォーム全体に対して機能するように指定します。 論理レコードポジションでは、以下の設定を使用できます。
なし:論理レコードポジションはバイパスされます。
被験者別の最大
インスタンス別の最大
データページ別の最大
最後
次
前
最初
被験者別の最小値
インスタンス別の最小値
データページ別の最小値
データステータス
ユーザ値
標準値
コード化された値
データポイント
注: 変数だけを指定すると、その変数に関連付けられているフィールドのデータが更新されるたびに計算項目が起動します。
ログフィールドの論理レコードポジションを指定できます。論理レコードポジションは固有のログライン番号です。ログフォームの論理レコードポジションは、1から開始されます(最初のログラインはレコードポジション1になります)。非ログフィールドの場合は、論理レコードポジションは指定できません。
ログに対して論理レコードポジションが使用され、レコード日付がログフォームに対して設定されている場合、レコードポジションのレコード日付が使用されます。
定数タイプの計算項目ステップを選択すると、定数が以下のアイテムと関連付けられます。
値
フォーマット
ステップ関数タイプの計算項目ステップを選択すると、ステップ関数が以下の関数と関連付けられます。
Add (追加)
Age (年齢)
Subtract (減算)
Multiply (乗算)
Divide (除算)
AddDay (日数を加算)
AddMonth (月数を加算)
AddYear (年数を加算)
AddSec (秒数を加算)
AddMin (分数を加算)
AddHour (時数を加算)
DaySpan (日付間隔)
TimeSpan (時刻間隔)
Now (現在)
StringAdd (文字列追加)
Space (スペース)
ステップ関数の設定については、関連トピックをご覧ください。
カスタム関数タイプの計算項目ステップを選択すると、カスタム関数の名前/入力と関連付けられます。
編集をクリックして編集したい計算項目ステップを表示します。
計算項目ステップのフィールドが編集モードで表示されます。
必要とされる情報を編集し、更新をクリックして変更を保存し、取消
をクリックして変更を無視します。
計算項目ステップを削除するには、削除チェックボックスをチェックして、保存 をクリックします。
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