API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)は、アプリケーションから利用することができるオペレーティングシステムやライブラリが提供するソースコードインターフェイスです。
公認クリニカルリサーチコーディネータ。CRCは、2年以上の実務経験を持ち、かつ必須のプログラムと試験に合格した者に与えられる認定資格です。
クリニカルリサーチアソシエート。スタディのスポンサーまたはCROによって雇われる人物で、全参加施設のクリニカルスタディをモニターする担当者です。
クリニカルリサーチコーディネータ。クリニカルリサーチの事務的タスクほとんどについて責任を負う人物です。
「コーディング」参照。CRFマニュアルコーディングを使用すると、「WHODrug」といった特定の辞書および辞書のバージョンを使って、マニュアルで用語を入力するオプションが選べるようになります。
「コーディング」参照。CRF自動コーディングでは、コーディングが必要な用語を含んだCRFをユーザが送信すると、システムはロードされた辞書内を自動的に検索し、報告者が用いた用語に合致するものを検出しようと試みます。
契約リサーチ機関。スポンサーから請負契約を受けた人または組織(商業、学術、その他)で、スポンサーのスタディに関係した業務や機能を1つまたは複数にわたって実行します。
データクラリフィケーションフォーム。担当医師にクエリを送り、そのデータに関する質問を解決するフィードバックを収集するためのフォームです。
ダブルデータ入力
電子症例報告フォーム(CRF)。
電子データキャプチャ
欧州連合(EU)。
エンドユーザライセンス同意。
eラーニングは、[電子ラーニング]の意味で、Webベースの学習、コンピュータベースの学習、仮想クラスルーム、デジタル協業など、幅広いアプリケーションとプロセスを含みます。またインターネット、イントラネット/エクストラネット (LAN/WAN)、オーディオとビデオ、衛星放送、インタラクティブTV、CD-ROMその他を介した講習も含まれます。
ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ。ウェブブラウザと通信するための言語として使われます。
日米EU医薬品規制調和国際会議(ICH)。
治験医療機器の適用免除(FDAによる認可)。
治験薬(申請書)。
新薬申請書。
オブジェクトのID。
ポータブル・ドキュメント・フォーマット
市販前承認(FDAによる認可)。
Raveのリモートアプリケーションです。これにより、ローカルPCがオフラインの状態でも、データをeCRFにリアルタイムで入力できるようになります。
逆ポーランド記法。後置記法としても知られています。
様々なOSおよびコンピューティング環境で利用できるプログラミング言語およびデータベース・プラットフォームです。商業的に開発され販売されているデータ分析用の分析・プログラミング言語のひとつです。
監視データレコード。
SDV(ソースドキュメント確認)とは、電子的に入力されたデータが被験者から直接集められたデータと合致しているかどうかを確認する作業です。
スタンダート・クエリ・ランゲージ。データベースと通信するためのプログラミング言語として使われます。
セキュア・ソケット・レイヤ。URLをセキュアにし、データを暗号化します。
情報の表示、システム内の他の部分へリンク、システムの機能を起動、などの目的で表示されるシンボルまたはグラフィックを指します。
CRF履歴は、EDCの被験者メインページで使用され、ユーザが1回のログインセッション中にアクセスしたフォームをすべて表示します。
アーキテクトモジュール内のプロセスです。ウェブベースのインタフェースを介して、既存の被験者データを、あるCRFバージョンから別のバージョンに移行できるようにします。
検査項目に対するラボの基準範囲で、これによって重大性の高いラボデータを示します。
eCRFの機能です。これにより、あらかじめ設定したマトリクスを被験者に追加できるようになります。
インスタンスには、特定フォルダの被験者データ、またはレコード(特定フォームのデータ)が含まれています。また、インスタンスは、データ入力が許可される日、不許可になる日、期限経過になる日など、複数の日付を持っています。
インタラクションタイムアウトは、ユーザがリンクを選ぶ、データを入力する、送信するといったアクションを長時間にわたって行わないと起こります。
アプリケーションによって集められたデータに適用されるルールを指します。通常、これらのルールは、結果としてアクションをもたらす条件付きステートメントのモデルに従います。例えば、次のようなエディットチェックが可能です。「被験者が女性の場合は、妊娠に関するフォームを追加すること」。エディットチェックは、チェックステップおよびチェックアクションで構成されます。
Raveリモートのクライアントサーバアプリケーションを使用しているユーザです。
Raveのクライアントアプリケーションを使用しているユーザです。
カスタムレポートとは、標準レポート以外に作成されるレポートです。Raveのレポートデベロッパモジュールのアドホックレポーティングで開発します。
カスタム関数は、C#またはVisual Basicのプラットフォームで書かれたコードで、エディットチェックまたは計算項目で非標準機能を実行します。
データクリーニングにおける質問解決のプロセスです。質問のほか、オプションとして、回答、回答の受理、質問の取消などが含まれます。紙をベースとした臨床試験のデータ修正フォームやデータクラリフィケーションフォーム(DCF)に相当します。
データのレビュー、不一致の作成、臨床試験データの入力時または複写時に発生するエラーや矛盾の解決などの継続する処理のことです。
書式によるコミュニケーションによって質問を解決するプロセスです。これにより、データ入力の際に記録された情報の有効性、正確性、明確性といった疑問を解決します。完全なコミュニケーションは、リクエストの作成、回答の作成、回答の受理によって構成されます。クエリの結果、データ入力の際に記録された情報に変更が出ることもあれば、出ないこともあります。
プロジェクトあるいはスタディ内のクリニカルデータをサードパーティ製品で抽出分析できるようにタブ区切りで表現したもの。
特定のCRFバージョンに関係したユーザ文字列です。プロジェクト名、ドラフト名、フォルダ名、フォーム名、フィールド名、辞書名、単位名などがあります。
特定のプロジェクトや特定のCRFバージョンに関連付けられていないすべてのユーザ文字列です。施設名、施設グループ名、ロール、レポート名、被験者ステータスなどがあります。
ユーザ定義のボリュームに従ってアーキテクトオブジェクトを蓄積する、アーキテクトモジュール内のリポジトリ。
グローバルライブラリ内のオブジェクトの集合で、アーキテクトモジュールのプロジェクトに相当します。
アーキテクトに用意されたウィザード形式のツール。このウィザードを使用すると、グローバルライブラリまたは別のアーキテクトプロジェクトに保存されたオブジェクトをすばやく効率的に選択して、プロジェクトドラフトにコピーすることができます。
コメントとは、ユーザによる観察や、個別のデータポイントの問題点に関する補足説明などです。
コントロールタイプは、CRFフォーム内に存在するデータ入力フィールド、およびデータベースに保存するデータのタイプを決定します。例えば、コントロールタイプが「Text」であれば、テキストと数字の入力が可能となります。
臨床試験において、分析カテゴリにデータを割り当てるプロセスを意味します。例えば、有害事象は、コーディング辞書を使って「MedDRA」とコーディングされるかもしれません。
コーディング辞書とは、クリニカル用語とそれに関連付けられたコード番号をリストアップした医学辞書です。例えば、「WHODrug」はコーディング辞書です。
システムクエリは、フィールドがエディットチェックに適合しないか、必要なフィールドが未記入となっている場合に、システムによって起動されます。
スキーマとは、プロジェクト全体をアイテムごとに示した図式です。プロジェクトに含まれるすべてのコンポーネント(フォーム、フィールド、マトリクスなど)を、タブ形式のフォーマットで概観できます。
スタディサマリリストは、スタディの詳細や保留中のタスクを単一のコントロールで表示するリストです。
施設のスタディに対するマッピングを説明するRaveの用語です。1つの施設は複数のスタディに参加することができますが、Raveにおけるスタディ施設は、特定のスタディに固有のものとなります。
前提条件は、マスクまたはステータスとしてマークすることができます。スタータスは、前提条件が「真(True)」または「偽(False)」のどちらで指定されるべきかを示しています。チェックされていれば、データポイントが「真(True)」に設定されており、チェックされていなければ、データポイントが「偽(False)」に設定されていることを意味します。
オブジェクトのステータスを決定するのに使われるステータスオブジェクトの階層です。この階層は、上から順に、スタディ、施設、被験者、フォルダ、フォーム、フィールドとなっています。
オブジェクト階層でより高いレベルにあるオブジェクトのステータスを決定するプロセスです。これは、そのオブジェクトの「下位」にあたるオブジェクトのステータスに基づいて決定されます。例えば、フォームのステータスを決めるにあたっては、その下にあるフィールドのステータスが使われ、スタディのステータスを決めるにあたっては、その下にある施設のステータスが使われます。
スタディおよび施設に対するステータスロールアップをバックグラウンドで実行すること。これによりユーザは、Raveのホームページから任意の施設や被験者、さらにそれ以外のページに進むことができるようになります。
コマンドあるいはコマンドのシリーズで、条件が成立したのを受けてデータベースによって実行されます。
eCRF上のリストで、クリニカルスタディに対して記入しなければならない被験者のフォルダとフォームへのリンクを一覧表示します。
臨床試験から得られた同じデータを2人の人物が別々にデータベースに入力することにより、データ入力のエラーを減らすようにするための、一般的な手順です。
チェックアクションとは、チェックステップが「真(True)」である時にエディットチェックが実行するアクティビティです。例えば、「コメント追加」や「逸脱追加」などは、チェックアクションです。
チェックステップは、データ収集規則の定義付けを促進するようエディットチェック内で定義されます。チェックステップを使用して、エディットチェックの\"If\"部分が定義されます。「被験者が女性の場合は、妊娠に関するフォームを追加する」というエディットチェック規則には、被験者が女性か否かを決定するためのチェックステップが書き込まれます。
1つの値を他の値または定数と比較する際に必要となる比較を意味します。例えば、「性別=女性」という時の「=」はチェック関数です。チェック関数は、データ値が空データでないかどうかを確認するのに使われます。
データのハードロックを実行すると、いかなるユーザ、いかなる場合でも、データ入力ポイントを変更できなくなります。
「プロジェクトウェアハウス」参照。
データストリーミングレポートは、レポートのローデータをCSV (カンマ区切り値) またはTXT (テキスト)ファイルとして直接ユーザのブラウザで表示、またはダウンロード可能なファイルで提供します。 Raveレポートと同じストアドプロシージャで生成されますが、フォーマットが適用されません。
通常、検索と取り出しを容易にするために編成されたデータまたは情報の集合。
RAVEデータベースで使用する値です。例えば、温度の入力に際し摂氏を標準値とした単位辞書が使われている場合、ユーザが華氏100度と入力すれば、データベース値は「100」になります。
Raveデータベース内で使用する測定単位です。例えば、温度の入力に際し摂氏を標準値とした単位辞書が使われている場合、ユーザが華氏100度と入力すれば、データベース単位は「華氏」になります。
以前のステップで記録されたデータ(データ入力によって集められたクリニカル情報と、クエリ解決やレビューのプロセスで記録されたメタ情報の両方)を、詳細分析、規制当局への提出、アーカイブ化といったそれぞれの目的に適したフォーマットで提示することを指します。
データポイントとは、スタディ内の個別の被験者に対してユーザが入力した実際のデータです。システムに保存されたクリニカル情報のうち、最小限の1単位となります。
スタディ内のフィールドまたは変数です。例えば、「性別」はデータ値と見なされます。
ソースドキュメント(例えば患者チャート)から、あるいは被験者の観察結果から直接、データベースにデータを複写または入力することを指します。
データ同期化は、データがローカルのPCからRaveの中央データベースにアップロードされた際、および、中央データベースの関係した新しいデータがローカルのPCにダウンロードされた際に、実行されます。このプロセスにより、アプリケーションに対して最も最新のバージョンのみがローカルで使われるようになります。
担当医師がクエリに答えて提供した回答。担当医師は、最初の値を置き換える新しいデータポイント値を送信するか、またはクエリ実行済みのデータポイントを確認します。
設定された値をリストアップする辞書です。それぞれの項目には、データベース内での表記とユーザに分かりやすいように説明した表記が含まれています。
クリニカルデータウェアハウスにおけるドメインとは、データベースに入力されたクリニカルデータを保存するエリアです。ドメインは、伝統的なリレーショナルデータベースのテーブルに相当し、データの行と列を含んでいます。
Raveのアーキテクトモジュールで使われる、表示および編集が可能なプロジェクトまたはボリュームの形式です。Raveオブジェクトの集合を指します。これには、すべての変数、フィールド、フォーム、フォルダ、データ辞書、マトリクス、エディットチェック、カスタム関数、計算項目、制限が含まれます。
Raveへの入力が必要なDDEフォームのまとまりです。
Raveのアーキテクトモジュールでプロジェクトまたはグローバルライブラリボリュームによって受け入れられる編集不可能なフォームです。
パスワードタイムアウトは、ユーザがリンクを選ぶ、データを入力する、送信するといったアクションを一定時間にわたって行わないと起こります。
Raveのアーキテクトモジュールで、ドラフトをバージョンに変換するプロセスです。
フィールドとは、CRF上で情報が入力されたデータポイントです。
フィールドのID。データウェアハウスやデータのインポート・エクスポートで使用され、フィールドを特定します。
フィールド入力制限は、特定のロールがeCRF上で特定のフィールドに対して入力または編集できないようにするために設定する制限です。
フィールド表示制限は、特定のロールがEDCモジュールのeCRF上で特定のフィールドを表示できないようにするために設定する制限です。
フォルダとは、ファイルのディレクトリです。
フォーマットは、Raveにおいてデータがどのように入力され保存されるかを決定します。例えば、「$#」(例:$3)というテキストと数字の並びは、「#」の部分が入力できる文字(スペースも含む)の最大数を示しています。
フォームとは、一連のデータ入力項目をセットにしたドキュメントです。物理的なフォーム(ユーザがデータを入力または書き留めるのに使う画面または紙)の場合もあれば、概念的なフォーム(ソフトウェアインタフェースを介して別のシステムからロードされるデータ)の場合もあります。
被験者の利用可能なフォームのセットからフォームを1つ削除します。この機能は、被験者のプライマリフォーム以外のEDCモジュールのeCRF 上にあるページ無効化リンクを使って設定できます。
入力ロックまたはデータフリーズすると、それ以降の入力や編集ができなくなります。ただし、権限を有するユーザは、マーキングの作成と回答のほか、レビューやSDVを実行できます。
PDFファイル内でクリックして使うナビゲーションツールです。これにより、PDFの表示者は、ドキュメント内の各個所にジャンプすることができます。ブックマークは、クリックできるハイパーリンクの拡張・縮小が可能なリストとして、PDFファイル内に表示されます。
データ収集のために設定されたシステム機能をマーキングすること(フォーム、エディットチェックなど)、および、既存の設定機能を他の設定パラメータと置き換えることでアップグレードすること(CRFバージョンアップグレードなど)を意味します。
プライマリフォームとは、すべてのスタディに必須のフォームです。プライマリフォーム上のデータは、被験者をシステムに追加する前に、すべて入力しなければなりません。プライマリフォームには通常、被験者のIDに関する情報が含まれます。
構築中のスタディを意味します。プロジェクトには、作成および開発されるすべてのドラフト、バージョン、環境が含まれます。
クリニカルデータウェアハウスとも呼ばれ、プロジェクトで収集されたあらゆるデータを蓄積します。プロジェクトウェアハウスは、アーキテクトモジュールのフォームデザイナで変数やフィールドが作成されると定義されます。ウェアハウスに蓄積されたデータは、その後のエクスポートやレポーティング、その他の統合機能で使用されます。
(臨床試験において)あらかじめ設定された試験プロトコルから外れることを意味します。データポイントに対してユーザが関連付けたい追加的な情報が、プロトコル逸脱となります。例えば、間違いで臨床試験に含まれた不適当な参加者や、プロトコルで指定されたのとは違う手順や処方が行われた参加者は、プロトコル逸脱です。
グローバルライブラリ内のオブジェクトの集合で、アーキテクトモジュールのプロジェクトに相当します。
ポップアップウィンドウに「OK」ボタンを表示するメッセージです。このポップアップは、OKをクリックすると非表示となります。
前提条件は、マスクまたはステータスとしてマークすることができます。マスクは、前提条件がロールアクションに適用されていることを示します。
マトリクスとは、初期設定で提供される一連のフォルダおよびフォームです。
マニュアルクエリは、ユーザが作成するクエリです。EDCモジュール内のデータポイントで作成します。
「コーディング」参照。CRFマニュアルコーディングを使用すると、特定の辞書および辞書のバージョンを使って、ロードされた辞書内を検索し、報告者が用いた用語に合致するものをマニュアルで検出するオプションが選べるようになります。
マーキングとは、フォームのフィールドに関連付けることができるメモ、コメント、あるいは観察です。フォームにマーキングを付けることによって、フォローアップ、訂正、あるいは説明が必要であることを示します。
マーキンググループは、意思伝達のための仮想グループです。このグループの中で、特定のロールに所属する個人は、クエリに関連したアクションを実行する明確な許可を与えられます。
派生元データに関する説明情報を含む補足データです。
メモは、他のユーザと意思伝達するための覚え書きの手段です。紙をベースとしたスタディで使うメモと同じ要領で使用します。
ユーザグループは、ユーザを論理グループに区分・整理し、Raveの特定モジュールに対するアクセスを与えるための手段です。
ユーザ保存レポートとは、ユーザが指定したパラメータが後の使用のために保存されたレポートです。このレポートは、新しい名前で保存できます。
エンドユーザによってeCRF上で入力されたデータです。
Raveの標準文字列とは対照的に、ユーザ文字列は、ユーザがRaveで作業中に作成する文字列です。フォーム名、フォームフィールドのラベル、ユーザ保存レポート名などがあります。翻訳に際しては、クリニカルユーザ文字列とグローバルユーザ文字列の2つに分けられます。
プロジェクトまたはグローバルライブラリボリュームのドラフトまたはバージョンに関連付けられているグラフィックアイコン。オブジェクトのコピー元を識別する目的で使用されます。
グローバルライブラリに用意された機能の1つで、スタディ要素とその依存関係を選択して、アーキテクトモジュールのグローバルライブラリボリュームとプロジェクトドラフト間でコピーするために使用されます。
グローバルライブラリボリュームのドラフト要素です。
CRF上の情報を示すテキストで、エンドユーザに対し、各フィールドに入力すべきデータを説明します。例えば、フォームにある「被験者のイニシャルを入力します」という説明がラベルです。
検査項目とそれぞれに関する望ましい測定単位のリストで構成されるグループです。
クリニカルラボで分析される物質(検査項目)には、高または低の範囲が関連付けられていることがあります。例えば、白血球の容認レベル(プロトコルで定義されます)は、「10^3/UL」という単位で3.8から10.8です。この場合、ラボレファレンス上限は「10.8」となります。
臨床ラボで分析される物質(検査項目)には、高または低のレンジが関連付けられていることがあります。例えば、白血球の容認レベル(プロトコルで定義されます)は、「10^3/UL」という単位で3.8から10.8です。この場合、ラボレファレンス最低値は「3.8」となります。
ラボデータに適用される測定単位です。ラボデータには、別名を関連付けることができます。
データ値を1つの測定単位から他の測定単位に換算するための変換公式です。
ラボデータに適用される単位辞書です。
検査項目に対するラボに固有の範囲です。
患者の性別や年齢といったラボ範囲を制御するパラメータです。
ラボ単位辞書を構築する際、ある単位が標準単位として指定されます。ラボ標準上限は、この標準値に換算した時の高い値です。
ラボ単位辞書を構築する際、ある単位が標準単位として指定されます。ラボ標準下限は、この標準値に換算した時の低い値です。
ラボ単位辞書を構築する際、ある単位が標準単位と指定され、この単位に標準値が割り当てられます。例えば、ユーザが白血球値を「10^6/uL」という単位で7.5と入力すると、ラボ標準値は、標準単位の「10^3/uL」に換算されて「7.5」となります。
ラボ単位辞書で標準単位と指定される単位です。
レコードには、個別のフォームに関連付けられた被験者データが含まれています。被験者レコード、ログレコード、インスタンスレコードと関連付けることができます。
標準フィールドとログフィールドを比較したり、ログフィールド同士を比較したりするために使用される機能。ログフォームの各ログ入力値には、どのログ行のデータ値をエディットチェックで使用する必要があるかを示す、レコードポジション番号が割り当てられています。
データベースを体系的かつ目的別に観察することによって、レコード情報の臨床的有効性を確認することを指します。
レビューグループは、意思伝達のための仮想グループです。このグループの中で、特定のロールに所属する個人は、クエリに関連したアクションを実行する明確な許可を与えられます。レビューグループとは、RaveのEDCモジュールで個別のデータをレビューするために設定されるグループです。
レポートには、クリニカルデータに関するスタディ統計情報をレポート可能なフォーマットで簡単に抜粋できるようにする複数のレポーティング機能が盛り込まれています。
実行されたアクションをリストアップするファイルです。
複数のデータレコードを表示するフォームです。ログと呼ばれることもあります。
データベース内で情報を凍結し、それ以降の入力、SDV、クエリ解決、レビューができないようにすることを意味します。
インターフェース画面や他の情報をユーザが選択した言語で表示することを指します。
ロールは、ユーザ対してRaveにおける様々な許可を与えるものです。設定領域モジュールのワークフローエリアで作成します。
ロールアクションは、ユーザに対してRaveにおける様々な許可を与えます。それぞれのロールは、一連のアクションと関連付けられていて、そのロールにあるユーザは、EDCモジュールで関連付けられたアクションを実行できます。例えば、「ロック」のロールアクションを持ったユーザは、EDCモジュールで他のユーザがデータを追加・編集できないようにブロックできます。
権限は、それぞれのロールに関連付けられていて、そのロールにあるユーザは、EDCモジュールで一定のアクセスを与えられます。
DDE(ダブルデータ入力)を必要とするフォームをユーザが最初に入力することを、一次パスデータ入力と呼びます。
「施設グループ」参照。上位施設グループの下位グループです。例えば、「Brooklyn」という施設グループは、「New York」という上位施設グループの下位グループにあたります。
無効なデータ。特定のフィールドに期待されるフォーマットには準拠しないフォーマットで入力されたデータを意味します。
データベースで指定された特定の判定基準を超えるパーセンテージに基づいて、Raveが未定義または未更新と判断したスタディや施設のステータスです。ステータスの計算は、日付の古い下位オブジェクトがあまりにも多く含まれている場合、バックグラウンドに回されて、後で処理されます。
Medidata Rave Coreのデータベースです。
DDE(ダブルデータ入力)を必要とするフォームをユーザが2度目に入力することを、二次パスデータ入力と呼びます。
性別、年齢、家族の既往症、そのほか登録しているスタディにとって重要な特性など、スタディ参加者の特徴を示すデータを指します。
eCRF上の機能で、ユーザが前回アクセスした際に集められた情報へのリンクを提供します。
使用許諾契約書
個人識別番号。
優先条件(すなわち優先タグ)をウェルカムメッセージに適用すると、設定された条件に基づいて優先順位が動的に指定されます。標準優先条件には、次の4種類のものがあります。本番以外のスタディのみ、本番スタディのみ、登録目標以上の登録数、登録目標未満の登録数。例えば、ウェルカムメッセージに「登録目標以上の登録数」を選択すると、スタディまたは施設に目標数以上の数の被験者が登録された場合にのみウェルカムメッセージが表示されます。
報告者が用いた用語の値に対応して、手動または自動で選ばれるデータ辞書のエントリを指します。
最初に入力されたデータでロケールを判断するローカライゼーション。ロケールとは言語で、データが入力された環境設定と関連付けられます。
Raveシステムで認証され承認されるユーザ。
データポイントに対して、システムが設定する値です。例えば、「現在の日時を使用」が選択されていると、システムで設定された日付表示のフォーマットに従って現在の日時が入力/表示されます。ドラフトがパブリッシュされると、EDCモジュールの日付フィールドの初期値は、現在の日付となります。エンドユーザは、この初期値を上書きできます。
前提条件は、個別のロールのロールアクションに関連付けられています。あるアクションに対する前提条件がすべて満たされないかぎり、アクションは実行できません。アクションと前提条件によって、日付の入力、確認、レビューといった手順のワークフローは容易になります。
eCRFに自由記述のテキストとして入力されたデータで、その後、データ辞書内のエントリと照合されるデータを指します。
単位辞書とは、関係する測定単位の集合です。例えば、インチとセンチメートルは、どちらも長さの測定単位として関係しています。
同期化プロセスには、ローカルPCから中央サーバにデータをアップロードするプロセス、および、中央サーバにある関係した新しいデータをローカルPCにダウンロードするプロセスが含まれます。このプロセスにより、ローカルにあるアプリケーションで最も最新のバージョンのみが使われるようになります。
eCRF上でデータ入力フィールドの右側に表示されるポストテキストです。例えば、「日付をYYYY年MM月DD日の形式で入力してください」における「年」「月」「日」は固定単位です。このフィールドはオプションです。
基準範囲とは、試験サンプルの検査項目について、分布図の高低幅の間にある部分を指します。これによって、その分析手順が正確性の点で許容レベルにあることが実証されます。検査項目の基準(レファレンス)用ラボ基準範囲です。
ラボ基準範囲を制御する変数のセットです。
変数は、CRF上のデータポイントで、データを集めるのに使用されます。変数は、複数の場所で使用され、使用されるすべてのロケーションで、フォーマット、辞書、単位辞書の設定を維持することもあります。新しいフィールドを追加する際は、変数を作成するか、既存の変数を使用することができます。
変数のID。変数OIDとは、変数を特定するのに使われるデータ名です。
EDCモジュール内でeCRF上のデータを変更する際に、その理由として選ぶために設定されたコードです。変更コードはロールに関連付けられていて、データポイントが変更されると表示されます。
Raveシステム外で認証され承認されたユーザ。ユーザの認証に当たって、外部システムにすべての責任があります。
施設管理モジュールで指定された担当医師の契約日です。
特定の値で、通常はデータ値との比較で使われます。例えば、「女性」は「性別」というデータ値の定数です。
Raveレポーターとアーキテクトからアクセスできます。差異レポートには、ドラフトのコピー元とその現在のバージョンとの間の差異が表示されます。
後置記法で書かれた数学的・論理的記述。オペレータが、作用する対象物の直後に置かれる形式です。例えば、「2+3」は、後置記法では「2 3+」と書かれます。
リサーチ中の薬品の管理や処方について指示を出す医療専門家。通常は医師ですが、看護婦、薬剤師、その他の医療専門家である場合もあります。プライマリ担当医師は、担当施設における臨床試験に際して、全般的な責任を負います。
ユーザがグローバルライブラリに保存しようとしているオブジェクトの集合。アーキテクトプロジェクト内で構築されます。
このクラスのタグを使用することによって、Raveのウェルカムメッセージに可変文字列データ含めることが可能になります。例えば、メッセージテキストに\"SYS_FNAME\"の文字列代用タグを入力すると、ウェルカムメッセージにエンドユーザの名が表示されます。
変数文字列データをRaveのウェルカムメッセージに含めることができるタグのクラスです。例えば、SYS_FNAMEの置換文字列タグがメッセージテキストに入力されると、ウェルカムメッセージはエンドユーザのファーストネームを表示します。
臨床試験において、施設とは、臨床研究が行われ、クリニカル担当者のグループが臨床研究を実践する物理的な場所を指します。
臨床試験において、施設グループとは、地理学的な地域または複数の施設のグループを意味します。
スタディの個別施設に追加できる被験者の最大人数です。施設が登録上限に達すると、それ以上、被験者を追加することはできません。1つの施設またはスタディに対して、登録できる被験者の最大数を意味します。
有効化コードとは、ランダムかつ固有の8桁のコードです。ユーザアカウントを有効化する際に、電子メールまたは他のあらかじめ設定された方法で送られます。
本番以外の環境とは、開発、テスト、トレーニングなどの目的で使われるスタディ環境です。
被験者の利用可能な一連のフォルダから、来院フォルダとそのすべてのフォームを削除します。この処理は、EDCの被験者メインページの被験者管理リンクから実行できます。
「被験者スケジュール」参照。
ラボの試験で測定される物質や、分析のために選ばれる成分または物質を意味します。例えば、コレステロールの試験では、検査項目はコレステロールです。
ユーザが部分的にテキストを入力できるタイプの選択フィールドです。テキストを入力すると、そのテキストで始まる、またはそのテキストを含んだ検索結果の最初の10件が表示されます。
Raveのあらかじめ設定された中心的なレポートを標準レポート呼んでいます。
標準単位に換算される際に、Raveデータベースで使われる値です。例えば、温度の入力に際して摂氏を標準値とした単位辞書が使われている場合、ユーザが華氏100度と入力すれば、データベース値は「37.8」になります。
利用できるすべての単位のなかで標準として機能する測定単位が、標準単位となります。ユーザが選択する測定単位にかかわらず、すべての値は常に標準単位に変換され、共通の単位に統一されます。最終的にデータベースで使われ、データ分析に用いられるのは、標準単位です。
RaveのUIにあらかじめ組み込まれている固定文字列です。モジュール名、画面のタイトル、ラベル、エラーメッセージなどがあります。
スポンサーが指定するコードです。欠測コードは、eCRF上で意図的に未記入とされているデータの代わりとして使用します。このコードはプレースホルダーとして機能し、その結果、空白データのエディットチェックが起動されなくなります。
1. 特定のデータポイントに関する情報を伝達するコメントです。2. eCRF(電子症例報告フォーム)のPDF作成のフィールドの説明です。
臨床試験中に、スタディプロトコルに従って各被験者について集められる患者情報の記録です。
施設またはスタディに対して、登録できる被験者の最大数を意味します。
1つのスタディまたは施設に登録されている被験者の数です。
イベントの経緯をたどるための記録です。
特定の施設またはスタディに対して、登録できる被験者の数を意味します。特定の施設またはスタディに対して、登録できる被験者の指定数を意味します。
一次入力で入力されたフォームフィールドのデータは、二次入力の最中に表示されます。二次入力を行っているユーザは、このフィールドにデータを再入力必要はなく、入力済みのデータが正しいかどうかを目で確認できます。
範囲は、試験サンプルの検査項目について、分布図の高低幅の間にある部分を指します。これによって、その分析手順が正確性の点で許容レベルにあることが実証されます。
米国保健福祉省の中にある担当局で、「食品・医薬品・化粧品法」および関連する連邦公衆保健法を管轄し、IND、IDE、PMA、NDAの承認を司っています。
要翻訳として指定されたeCRF上のフィールドです。英語以外の言語が入力されると、英語地域のユーザによって翻訳され、また英語が入力されると、英語以外の地域のユーザによって翻訳されます。翻訳値は、ユーザが入力した値の文字どおりの翻訳です。
試験物質に起因するかしないかにかかわらず、重要と見なされる被験者の臨床状況の変化です。臨床的意義を定義する基準は、プロトコルで明記しておく必要があります。
EDCで表示されるメッセージで、臨床的意義のコードを説明します。例えば、「01 臨床的に重要でない」などです。
EDCでは、臨床的意義のコードを入力する際に、コメントを併記しなければならないかどうかを指定することができます。
EDCで表示されるメッセージで、臨床的意義コードを説明します。例えば、「01 ? 臨床的に重要でない」などです。
臨床薬理学、薬理運動学、薬理機能学的な見地から研究中の物質の効果を見極め、またその物質が引き起こす反作用を発見することによって、物質の安全性と効果を評価するため、人間の被験者に対して行われる試験を指します。
表示制限は、特定のロールがEDCモジュールのeCRF上で特定のフィールドを表示できないようにするために設定する制限です。
クリニカルスタディ内の患者を指します。
eCRF上のコントロールで、権限を持ったユーザはこれを使うと、被験者が所属する施設との間で共有関係を設定した他の診療所(施設)と、被験者のデータを共有できます。共有関係は、施設管理モジュールで設定します。被験者が共有されると、共有関係にある施設はすべて、その患者のデータを閲覧および入力できるようになります。
被験者管理のロール許可を持ったユーザが利用できる機能で、eCRF上にフォームやフォルダを追加するほか、フォームやフォルダを無効にすることができます。
被験者カレンダーは、来院スケジュールとも呼ばれ、被験者に求められる来院のスケジュールを一覧表示します。被験者の次回来院のスケジュール管理を容易にするガイドとして機能します。
eCRF上で、その被験者に対する主な情報を表示します。
eCRFの読取専用ツールで、被験者に求められる来院のスケジュールを一覧表示します。被験者の次回来院のスケジュールを設定できます。
eCRF上で、被験者に対応する保留中タスクのハイレベルのサマリを表示します。表示内容は、ナビゲーションレベル、ロール、ユーザの権限によって異なります。
eCRF上の読取専用表示で、被験者メインページ、被験者フォルダページ、および被験者フォームページで被験者情報を示します。
計算項目とは、1つまたは複数のデータポイントから値を引き出すオペレーションです。例えば、2つの日付の間の日数を算出する場合などを指します。
外部認証ソースの名前。
認証機関はCA(Certification authority)とも呼ばれ、信頼できる第三者機関で、デジタル証書を作成発行する。
データ値を使用してエディットチェックを作成する場合、論理レコードポジションでは、データがその「論理的」な順序に基づいて比較されるので、カスタム関数が不要になります。ログフォームにある通常のレコードポジションとは独立して機能します。「レコードポジション」参照。
インストラクターが実施するトレーニングです。
(臨床試験において)あらかじめ設定された試験プロトコルから外れることを意味します。データポイントに対してユーザが関連付けたい追加的な情報が、プロトコル逸脱となります。例えば、間違いで臨床試験に含まれた不適当な参加者や、プロトコルで指定されたのとは違う手順や処方が行われた参加者は、プロトコル逸脱です。
(臨床試験において)試験に関係した要件、好ましい臨床慣行、および適用規制の要件すべてに適合している状態を指します。
EDCモジュールで、eCRFとフォルダを作成して表示するプロセスです。
開発ステージ1が終了した段階のプロジェクトに、追加として計算項目とエディットチェックを作成するプロセスです。
電子署名は、個別のロールとデータポイントに応じて、クライアントによって設定されます。データがレビューされ正確だと見なされると、それを証言するために電子署名が使われます。
eCRF上に入れられた電子署名ページ、電子署名フォルダ、または電子署名被験者レベルの署名は、総称して電子署名フィールドと呼ばれます。