ローカルパラメータは特定のレポートに対してローカルであるため、レポート全体で共有することはできません。 ローカルパラメータは、レポート設置ページのレポートパラメータの定義で定義できます。 このコントロールに表示されるフィールドは、さまざまなフィールドでのユーザの選択によって動的に変化します。 全パラメータ定義のリストについては、関連トピックを参照してください。
注:レポート管理ページでのローカルパラメータ定義は、カスタムパラメータページでの共有パラメータ定義ととてもよく似ています。
カスタムレポートのレポート設定ページに移動するには、レポート管理ページのレポートでを選択します。
レポート設定ページに、レポートのレポートパラメータ(存在する場合)リストと ローカルパラメータの追加オプションが表示されます。
ローカルパラメータの追加リンクをクリックします。
レポートパラメータの表の下に、レポートパラメータの定義セクションが表示されます。
必要に応じて、以下のフィールドに情報を入力します。
パラメータ(必須) - このフィールドは、3字以上とします。 このプロンプトは、レポーターモジュール>レポートプロンプトページで、 パラメータコントロールのラベルを定義するのに使われます。
説明 - パラメータの説明を入力します。
トークン - テキストボックスにトークンを入力します。 トークンは、2字以上とし、レポートごとに固有でなければなりません。
前提条件 - テキストボックスに条件を入力します。 コンマ区切りで指定します。この条件はトークンによってリストされ、ここで定義する1つまたは複数のパラメータが、 追加されるパラメータの条件として要求されるようになります。
タイプ - パラメータタイプのドロップダウンリストから選択します。 選択肢は、リスト、テキスト、日付です。 リストが初期値です。 ここで選択するパラメータのタイプによって、レポーターモジュール>レポートプロンプトページで表示されるフィールド、 必須とされる構文、およびパラメータの表示方法が決定されます。
ソース - 4種類の コーディング言語(T-SQL、C#、VB.Net、XML)のドロップダウンリストから選択します。 この言語が、パラメータをコーディングする際のソース言語となります。 初期値では、いずれも選択されていません。ここでソース言語を選択すると、大きなテキストフィールドが表示されます。 このテキストボックスを使って、実際のコードを入力します。
フィールド名 - テキストボックスにフィールド名を入力します。 フィールド名はコンマで区切ります。 テキストボックスに入力する内容によって、ソースコードによって返される内容のなかから どのデータを、レポートプロンプトページのパラメータコントロールのヘッダーとして使うべきかを指定します。 ここには、少なくとも1つのフィールド名を指定しなければなりません。 指定しないとエラーが表示されます。
ヘッダー名 - テキストボックスにヘッダー名を入力します。コンマ区切りで指定します。 このリストは、.Netコントロールによって使用され、 レポートプロンプトのページに表示されるパラメータコントロールのヘッダーとなります。 ここには、少なくとも1つのヘッダー名を指定しなければなりません。 指定しないとエラーが表示されます。
EDC同値 -ドロップダウンリストから選択します。選択肢は、st-Study、si-Site、su-Subject です。
注: カスタムレポートを作成する際、標準パラメータ(スタディ、施設、被験者)を含まない指定にもかかわらず、 マトリクスページでそのレポートをEDCに割り当て、EDCから実行できるようにすることもできます。 これは、必要に応じて、EDC同値のフィールドに、新しく定義したパラメータのEDC同値が何であるかを指定することで実現します。 EDC同値はあらかじめ定義されており、標準パラメータについて変更はできません。 EDC同値は、レポートレベルで固有である必要があります。
ローカルプロンプト -ローカルプロンプトを入力してパラメータプロンプトを上書きします。 定義された場合、このフィールドは レポートプロンプトページのパラメータコントロールのラベルとして使用されます。 このラベルは、定義されたレポートに固有のものとなります。
必須 - 定義されているパラメータがレポートプロンプトページのパラメータコントロールで選択された値を有していなければならないことを 表示するには、ボックスをチェックします。
選択スタイル - 単数または複数を選択します。 単数を選択した場合、レポートプロンプトページのパラメータコントロールに値を1つだけ選択できます。 複数を選択すると、2つ以上の値を選択できます。
保存
をクリックしてローカルパラメータを追加し、取消
をクリックして変更を無視します。
パラメータ定義が正常に入力されたことが確認されます。
すべての情報が正しければ、パラメータが保存され、レポートパラメータの表に表示されます。 情報が正しくない場合は、対応するエラーが表示されます。
注:レポート設定ページを終了する前に、すべての変更を保存をクリックしてください。 変更を保存しないと、レポート設定に加えた変更はすべて失われます。 保存しないで終了しようとすると、未保存の変更があることを警告するポップアップメッセージが表示されます。
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