CRF差異詳細レポートは、 マイグレーションプランの作成後に、 マイグレーションプラン ページのリンクを使ってアクセスできます。
レポートには、 選択された ソースとターゲット バージョン間の、 アーキテクト オブジェクトの違いが表示されます。 レポートは、 アーキテクト オブジェクトのプロパティの変更のみでなく、 オブジェクト間の依存関係も表示されます。 例えば、 フィールドのプロパティの差異は、 フォーム セクションに表示され、 フィールドのロールアップに関する辞書への影響は、 上位 オブジェクトである フォーム の変更として表示されます。 すべての変更の回数は、 各オブジェクトの右側のカラムに表示されます。
CRF差異レポートには以下のカラムが表示されます:
カラム名 |
説明 |
オブジェクトタイプ |
CRFオブジェクトのタイプ - フォルダ, フォーム, データ辞書, 単位辞書, マトリクス, ラボ, チェック, 計算項目, カスタム関数 |
変更回数 |
ソース/ターゲットCRFバージョン間で オブジェクトが変更された回数。 差異のないCRFオブジェクトタイプは 0 (ゼロ)と表示されます。 |
フォルダ/フォーム/フィールド/マトリクス オブジェクトについて、ステータスを変更する
プロパティの差異が表示されます。 複数の差異があるアーキテクト オブジェクトには、 拡張矢印 が表示され、
クリックすると差異を展開して表示できます。 ステータス変更アイコンとその意味の説明は、アーキテクトのアイコンを参照してください。
エラーのあるCRFオブジェクトは、赤で強調表示されます。
任意: 順序の変更を表示チェック ボックスをチェックすると、 ページが再表示され、 ソース/ターゲットCRFバージョン間で異なる各オブジェクトの順序の変更を表示します。 初期設定ではチェックされていません。
差異規則は、 ソース/ターゲットCRFバージョン間で変更があるかを判断する規則です。 CRF差異詳細レポートには、 以下の3種類の差異が表示されます。
ステータスの変更
プロパティの差異
依存の差異
ソース/ターゲットCRFバージョン間で、 オブジェクトにこれらの差異が存在しない場合、 フィールドはレポートに表示されません。
差異規則が、 バージョン間でプロパティが変更したと判断した場合、 送信データの ステータスが変更される可能性があります。 ステータスの変更は、 フォルダ/フォーム/フィールド/マトリクス オブジェクトのみに適用されます。
依存の差異は、 上位CRFオブジェクトに属する、すべての下位オブジェクトの変更として ロールアップ表示されます。 例えば、辞書の変更は、フィールド変更の下に表示され、 フィールド変更の総計は、 フォームの変更として表示されます。
プロパティレベルの差異は、 ソース/ターゲットCRFバージョンで、アーキテクト オブジェクトのプロパティに発生する違いです。 プロパティの差異は、 すべてのアーキテクト オブジェクトで発生します。 例えば、フォームの名前変更、 エディット チェックの有効化フラグの変更、 フィールドの変数フォーマットの変更、 ログフォームから標準フォームへの変更などがあります。
CRF差異レポートには、ファイルをExcelスプレッドシートとして保存/表示できるエクスポートオプションがあります。
レポートのExcelにエクスポートリンクをクリックして、 レポートをファイルをExcelスプレッドシートとして保存/表示できます。
レポートの初期設定ファイル名は: ソースCRF< バージョンID>_ ターゲットCRF< バージョンID>_ 差異.zipです。
Excelバージョンのレポートには、下記が表示されます:
レポートのタイトル, ソース CRF バージョン, ターゲット CRF バージョン, レポートが実行された日付と時刻, レポートを生成したRaveユーザが表示された表紙ページ
レポートに一覧されているCRF オブジェクトタイプ毎のワークシート
フォルダ, フォーム, マトリクス, データ辞書, 単位辞書, ラボ, チェック, 計算項目, カスタム関数 ワークシートには、 以下のカラムが表示されます: 名前 ( OID), ステータスの変更, プロパティの差異, 依存の差異, ソースとターゲット
フィールド, データ辞書エントリ, 単位辞書エントリには、以下のカラムが表示されます: フォーム, データ辞書, 単位辞書の上位オブジェクト, 名前 ( OID), ステータスの変更, プロパティの差異, 依存の差異, ソースとターゲット
オブジェクトに複数のプロパティ または ステータスの差異がある場合、 個別の変更として複数行に表示されます。
署名を解除するステータスの変更は、 実際のステータス変更に接頭辞 "署名解除"が追加されます。
変更のないオブジェクトも、依存関係が少なくとも1つ変更されている場合、レポートで依存の差異カラムに表示されます。
オリジナルレポートで順序の変更を表示をチェックすると、 スプレッドシートに順序データも表示されます。
注: ソースとターゲットバージョン両方に存在しないCRF オブジェクトのプロパティの差異は、 スプレッドシートに表示されません。
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