CRF差異詳細レポート
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CRF差異詳細レポートは、 マイグレーションプランの作成後に、 マイグレーションプラン ページのリンクを使ってアクセスできます。

レポートには、 選択された ソースとターゲット バージョン間の、 アーキテクト オブジェクトの違いが表示されます。 レポートは、  アーキテクト オブジェクトのプロパティの変更のみでなく、 オブジェクト間の依存関係も表示されます。 例えば、 フィールドのプロパティの差異は、 フォーム セクションに表示され、 フィールドのロールアップに関する辞書への影響は、 上位 オブジェクトである フォーム の変更として表示されます。 すべての変更の回数は、 各オブジェクトの右側のカラムに表示されます。

AM2-50.png

レポートの説明

CRF差異レポートには以下のカラムが表示されます:

 

カラム名

説明

オブジェクトタイプ

CRFオブジェクトのタイプ - フォルダ, フォーム, データ辞書, 単位辞書, マトリクス, ラボ, チェック, 計算項目, カスタム関数

変更回数

ソース/ターゲットCRFバージョン間で オブジェクトが変更された回数。 差異のないCRFオブジェクトタイプは 0 (ゼロ)と表示されます。

 

フォルダ/フォーム/フィールド/マトリクス オブジェクトについて、ステータスを変更する プロパティの差異が表示されます。 複数の差異があるアーキテクト オブジェクトには、 拡張矢印 AM2expandarrow.jpgが表示され、 クリックすると差異を展開して表示できます。 ステータス変更アイコンとその意味の説明は、アーキテクトのアイコンを参照してください。

エラーのあるCRFオブジェクトは、赤で強調表示されます。

 

AM2-51.png

 

任意:  順序の変更を表示チェック ボックスをチェックすると、 ページが再表示され、 ソース/ターゲットCRFバージョン間で異なる各オブジェクトの順序の変更を表示します。 初期設定ではチェックされていません。

 

AM2-53.png

差異規則

差異規則は、 ソース/ターゲットCRFバージョン間で変更があるかを判断する規則です。 CRF差異詳細レポートには、 以下の3種類の差異が表示されます。

 

 

ソース/ターゲットCRFバージョン間で、 オブジェクトにこれらの差異が存在しない場合、 フィールドはレポートに表示されません。

 

AM2-52.png

ステータスの変更

差異規則が、 バージョン間でプロパティが変更したと判断した場合、 送信データの ステータスが変更される可能性があります。 ステータスの変更は、 フォルダ/フォーム/フィールド/マトリクス オブジェクトのみに適用されます。

依存の差異

依存の差異は、 上位CRFオブジェクトに属する、すべての下位オブジェクトの変更として ロールアップ表示されます。 例えば、辞書の変更は、フィールド変更の下に表示され、 フィールド変更の総計は、 フォームの変更として表示されます。

プロパティレベルの差異

プロパティレベルの差異は、 ソース/ターゲットCRFバージョンで、アーキテクト オブジェクトのプロパティに発生する違いです。 プロパティの差異は、 すべてのアーキテクト オブジェクトで発生します。 例えば、フォームの名前変更、 エディット チェックの有効化フラグの変更、 フィールドの変数フォーマットの変更、 ログフォームから標準フォームへの変更などがあります。

Excelにエクスポート

CRF差異レポートには、ファイルをExcelスプレッドシートとして保存/表示できるエクスポートオプションがあります。

 

  1. レポートのExcelにエクスポートリンクをクリックして、 レポートをファイルをExcelスプレッドシートとして保存/表示できます。

 

レポートの初期設定ファイル名は: ソースCRF< バージョンID>_ ターゲットCRF< バージョンID>_ 差異.zipです。

 

AM2-54.png

 

Excelバージョンのレポートには、下記が表示されます:

 

 

: ソースとターゲットバージョン両方に存在しないCRF オブジェクトのプロパティの差異は、 スプレッドシートに表示されません。

 

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