CRFドラフト固有のオブジェクトは、すべてExcelドラフトスプレッドシート内で定義されます。 スプレッドシートには、次の2種類のオブジェクトがあります。
ドラフトオブジェクト – CRFドラフトに固有のオブジェクトで、スプレッドシート内で定義される
外部オブジェクト – スプレッドシートで参照されるオブジェクトだが、CRFドラフト外で定義される
ドラフトオブジェクトはCRFドラフトに固有のオブジェクトで、スプレッドシート内で定義されます。 次の各オブジェクトには、スプレッドシートにワークシートを有しています。
CRFドラフト
フォーム
フィールド
フォルダ
データ辞書
データ辞書エントリ
単位辞書
単位辞書エントリ
マトリクス
エディットチェック
エディットチェックステップ
エディットチェックアクション
計算項目
計算項目ステップ
ラボ変数マッピング
カスタム関数
Coder設定
Coderのサプリメンタル項目
Coderのコンポーネント項目
注: 既存ドラフトバージョンから CRFドラフトをコピーできるため、 アーキテクト ローダー ドラフト スプレッドシートに非表示の ソース オブジェクト データ カラムが 追加されました。 これらの ソース オブジェクト データ カラムに、 ソース オブジェクト、 URL IDなどの ソース データ 情報が保存され、 再利用されたライブラリ オブジェクト を トラックするのに役立ちます。 これらのカラムに含まれる情報は、 Medidataのみが使用します。 無効な再利用マトリクス や データベース エントリを 作成しないために、 ユーザは これらのカラムを 編集しないでください。
オブジェクトタイプの使用できる各プロパティが、ワークシートのカラムに表示されます。
注:各マトリクスタブで、行はフォームを、カラムはフォルダを表します。
データ辞書で述べたように、上位/下位関係や単位辞書、マトリクスでは、下位オブジェクトは下位ワークシートの上位オブジェクトOIDを参照します。 次のオブジェクトは、ワークシートでその他のオブジェクトの一意のIDを参照します。
オブジェクト |
表示される参照 |
フィールド |
フォームOID |
データ辞書エントリ |
データ辞書名 |
単位辞書エントリ |
単位辞書名 |
チェックアクション |
名前のチェック |
チェックステップ |
名前のチェック |
計算項目ステップ |
計算項目名 |
たとえば、データ辞書はい/いいえはデータ辞書ワークシート(上位レベル)にあるエントリとなり、データ辞書エントリワークシート(下位レベル)にデータ辞書エントリが記録され、すべてがはい/いいえ辞書OIDを参照します。
各上位OIDの下位レコードはまとめられ、下位プロジェクトのワークシート上で交互に網かけとなります。
ワークシートの先頭の各カラムには、ユーザがドロップダウンリストで値を選択してリストのフィルタを行えるようにするフィルタがあります。
予め定義された値の一覧からユーザが選択する必要のあるオブジェクトプロパティは、ワークシートのセルでドロップダウンリストとして使用できます。 たとえば、ステップのチェックにあるエディットチェック関数のセルには、選択元のドロップダウン値の一覧があります。
Excel関数を使用すると、追加ワークシートを作成して、 ドラフトスプレッドシートにある既存のマトリクスにフォルダ/フォームの組み合わせを指定することができます。 マトリクスを、マトリクスn#OIDのように命名するようにします。 ここで、nはマトリクス番号、OIDはメインのマトリクスワークシートで定義されたマトリクスのOIDです。
エディットチェックアクションによっては、エディットチェックを正常に行うためにユーザが入力する必要のある追加オプションがあります。 これらオプションおよびアップロードを正常に行うためユーザがスプレッドシートに入力する必要のあるキーワードの詳細については、 関連トピックを参照してください。
次の外部オブジェクトはスプレッドシートに記載されていますが、CRFドラフトスプレッドシートの外部で定義されています。
文字列
プロジェクト
ロール
レビューグループ
マーキンググループ
コーディング辞書
コントロールタイプ
注:文字列とプロジェクトは、指定する情報に基づき必要に応じて作成されます。ほとんどの場合、スプレッドシートで定義されます。
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